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author:スポンサードリンク, category:-,
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まだまだ仕事してます

相変わらずお仕事頑張っておりますよ。

ちょっと体調を崩してました。
そして仕事のリズムも崩してました(ヒィィ)
情けないわぁ。
とにかく遅れを取り戻さねば…!
頑張ります!



またまた近況としましては。

先日、編集部に届いていた読者さまからのお手紙を、自宅に転送して貰いました。
12月〜1月上旬までに届いていたお手紙達です。

クリスマスプレゼントや年賀状、本当にありがとうございました!

このブログを見て下さっている方も多いようで。ありがとうございます!
以前拍手を下さった方からのお手紙も届いたりして…!!
(ブースカ話で盛り上がった(?)あなた様!お手紙届いておりますよ!
おみやげ&バスソルト、ありがとうございました!)

何だか漫画を読んで下さっている皆さまを、とっても近くに感じました。
嬉しいなぁ。

お返事はなるべく早く出せるよう、努力いたしますので…!
待っていて下さいね。


ではでは、仕事に戻ります〜。

2009年4月号予告.JPG


author:藤方まゆ, category:お仕事中, 17:47
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原稿、終わりました5

先日、終わりました。
今月も瞬間移動の如く、音速で仕事場に来て下さった担当さまに回収されて行きました。

「原稿取りに行きます」という電話を貰った次の瞬間に、仕事場のインターホンが鳴ったので驚きました。
瞬間移動!?と思ったら、単に藤方が電話を切ってすぐに爆睡しちゃっていただけでした。
電話持ったまま寝てました。インターホンにビックリして起床。心臓が粉末状になるかと思いました。


何はともあれ一段落。
アシスタントさん、お手伝いありがとうございました。
担当さま、今月も色々すみませんでした。


しかし「終わりました」と言っても、もう次の仕事に入ってしまっている為、また消え気味になってしまうと思います。
何だか今年に入ってから全然更新出来ないなぁ…。3月半ばくらいまでこんな感じになってしまう予感です。
でも今週くらいは更新頑張りたいなぁ。

と、ぶつぶつ言いつつ、まぁとにかく!お仕事もりもり頑張って来ます!うほ!



author:藤方まゆ, category:ご挨拶とかブログ管理関係, 20:14
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『図書準備室』田中慎弥

田中慎弥.jpg

大分前に読んだ。2007年の小説。

第136回芥川賞候補作『図書準備室』と、新潮新人賞受賞作『冷たい水の羊』収録。

とりあえず一読して思った事は
「誰にもすすめられない…」
です。

つまらないからではなく、作風がもうアレだからです。顔が歪むからです。
『切れた鎖』を読んだ時も思ったのですが、この作家さんの小説は人を選ぶ…!
無理な人は心の底から無理に違いない…!


『図書準備室』は幼い頃に父親を亡くし、母親と2人暮らしの、30才を過ぎた無職のニート息子が主人公。
ある日、伯母に「なんで働かないの?」と聞かれた主人公。言い訳をはじめます。

約70ページくらいの短編なんですが、70ページ全部言い訳です。
とにかく喋る。喋り続ける。言い訳を。

途中、思わず本から目をそらしてしまう程の、吐き気がしてきてしまう程の、ひどい暴力のシーンがあったのですが、それすらも越えて言い訳をしていました。

すげぇ…。ずっと喋ってるよ、この主人公…。

でもちょっとわかる部分もあるんですけどね。
小中学生の頃の小さな人間関係の躓き、とか。
それを引きずってしまう気持ち、とか。
何だか読んでいて、太宰治の『人間失格』を思い出しました。
それのもっとエグいバージョンとでも言うのか…。


『冷たい水の羊』は、いじめを受ける中学生の男の子が主人公。
好きな女の子を殺し、自分も自殺しよう!と決意するのですが…。

これもキツかった…。
でもやっぱり、この主人公の気持ちにも少しわかる部分があったりしてね…。
しんみりしてしまうよ。


読み終わった後、ぐったりしました。
何か精神的に全部持って行かれる…というか抉り出される…。
や、やめてー!となります。
でも何故か読んでしまう。
特異な作家さんだわ…と思いました。



author:藤方まゆ, category:読書, 06:18
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日本三大奇書

「日本三大奇書」と呼ばれる小説が存在する事を、恥ずかしながら最近知りました。
「作者さんの精神状態は大丈夫なんですか?」という感じの、ちょっとどうかしていらっしゃる系のミステリー小説らしいです。

「どんな感じなんだろ?」と思いつつも、手に取る機会が無かったのですが、
先日、仕事場から自宅マンションに帰る途中にふらっと立ち寄った本屋さんで、三大奇書のひとつ、夢野久作の『ドグラ・マグラ』に遭遇しました。

「おぉ!これか!」と歓喜。さっそく棚から取り出し、ちらっと触りを読んでみましたよ。
そして



( ゜д゜)


と、なりました。
数ページめくって、


( ゜д゜)?!


と、なりました。

表紙をめくって、いきなり書かれている謎の詩からして、なんだか異様な気配が…。
これはちょっと気合いを入れて立ち向かわなければならない本だな…。今は機会ではない。精神に余裕がある時にしよう。
と棚に戻し、ロキノンを買って帰って来ました(ブラーとプロディジーとザ・ビューのインタビューが載っていたから)


ドグラ・マグラ。面白そうでした。
でも変態な香りがぷんぷんしました。
ぷんぷんするのに語り口がやたらと軽妙で、肌触りがいい文章なのが何とも不思議でした。
意味不明で素敵そうだけど、あんまりのめり込んで読むと、頭がぐわんぐわんしてきてしまいそうな雰囲気があったなぁ。

家族や友人など誰か側にいる時に、部屋を明るくして、気分転換が出来るように、録画してあるお笑い番組をすぐ再生出来る状態にしてから読んだ方がよさそうですね。
(そんなに構えなくても…)(いや、冗談ですが)

うむ。いつか絶対挑戦しよう。

世の中には色んな作品があるのだなぁ…と、しみじみ思いました。


(三大奇書、読んだ事あるよ!という方がいらっしゃいましたら、是非感想を聞かせて下さいね)



author:藤方まゆ, category:読書, 10:56
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