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2008.12.17 Wednesday
Hot Hot HeatとThe Killersを延々と聞いてます。
好きすぎる…!
ところで
Blur。
Blurの活動再開のニュースをさっき知りました…!
ちょ…ちょっとぉぉぉぉ!!マジでかぁぁぁぁ!!
グレアムが帰って来たぁぁぁ!
みたいな感じで遅ればせながら「あぁぁぁ」となってます。
DVD見直そう!CDもヘビロテだ!
何かそわそわする…!(何で)
日本にも是非、ライブをしに来てほしいものです。
夏フェス来てほしいですね(盛り上がりそう)
そしてツアーをするなら、ツアーグッズであの「牛乳パックくん」のストラップとか作ってほしいです。
テクテク歩いてる所バージョンと、天に召される羽根つきバージョンでお願いします(具体的)
- 『聖家族』古川日出男
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2008.12.19 Friday
読んだ。2008年の小説。
青森県の名家・狗塚(いぬづか)家。
それは異能の者を輩出し続ける一族。
その700年の物語。
メインキャラクターは狗塚牛一郎(兄)、狗塚羊二郎(弟)、狗塚カナリア(妹)の三兄妹と、その祖母「ばば様」
天狗。鳥居。犬。
過去。未来。故郷。
…というような物語の核となるキーワードを知って、ずっと気になっていた小説です。
どんな感じなのか、と中身をぱら見したくて本屋に探しに行ったものの、置いてなかったのでレッツ通販。
届いてビックリ。
分厚い。
(番長さま3巻と比較〜番長さまのアピールも兼ねてますが何か問題でも〜)
しかも上下2段組。
おぉ…、これでつまらなかったらどうしよう…!
と思いつつ読み始めたら…
すーごい面白い…!面白いです…!
さっさかさっさか進むし、文章そのものが奇妙で不思議で、おお!面白い表記の仕方…!と引き込まれて、のめり込みます。
のめり込んでぐおぉ…と一気に読了。
読了後、持った感想は
「か…感想が出てこない…」
です。
いや、つまらなかった、という訳ではなく、「何か巨大な物を読んだぞ…!」と圧倒されてしまったから。
戦国、幕末、明治に昭和に平成と時代を跨ぎ、「異能の一族」のルーツから取り巻く物までを断片的に、しかも時代やシーンが前後したり、進んだり戻ったり、そっちに行って、あっちに行って、あそこに居たと思ったらこっちに居たよ、神隠し!みたいな感じで書かれているので、物語が進む…というより不思議なループに迷いこんだようで、奇妙な感覚でした。
一族の700年はでかいです。
ラストシーンで「うわ、またこれ物語ごとグルッと回る巨大ループ来た…!」と鳥肌。冒頭に戻らずを得なかった…。
という訳で何だかんだで延々と読んでしまっています。
面白かった…!
でも結構謎が残されたままだったりしましてね。
出来ればまた続編…というか、補足する外伝みたいなやつとか…出してほしいなぁ。
- 『風に桜の舞う道で』竹内真
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2008.12.19 Friday
読んだ。2001年の小説。
予備校の特待生10人が住む男子寮を舞台にした、友情青春小説。
男子10人での一年間の寮生活と、
10年後、その10人の仲間のうちの一人が死んだ…という噂を聞いた主人公のアキラが、彼の消息を追う為、かつての仲間達一人一人と再会していく…
という2つの姿を交互に描いた物語。
とにかく爽やかでした…!
のんびりおっとり優しい主人公・アキラ
皮肉屋でヘビースモーカーで女の子にモテる・ヨージ
生真面目で芯が一本通った頼りになる男・リュータ
…をはじめ、浪人生10人のキャラクターがとてもよかったです。
(他にはアイドルオタクやおしゃべりなお調子者、体育会系に神経質くん、信心深すぎて占いやオカルト関係に反応し過ぎな奴まで、『キャラクターの基本』みたいな子達が揃ってます)
彼らの寮生活の描写は本当に正統派青春小説!でした。
キャラクターも基本的…なので、ベタって言えばベタなんですが。
近所の高校生とケンカしたり、女の子追いかけてみたり、将来に苦悩してみたり…そのお約束故の安心感で、楽しく、純粋に彼らの受験を応援しながら読めました。
更にその受験の様子に加え、彼らの10年後の姿と、「そのうちの一人の消息を追う」という謎解きの様子も同時進行して行くので、どっちもどうなるの…?とドキドキ。
10代の子が読むといいかもしれない。
何だか学生時代に戻りたくなります…。青春やり直したい…(遠い目)